【保存版】ヘアオイルが臭くなる原因と正しい保管方法|酸化を防いで髪と頭皮を守る/品川区中延髪質復元×ハーブマジック美容室Pensiero【ペンシエロ】

はじめに

「毎日シャンプーしているのに、なんだか髪や頭皮の匂いが気になる…」
そんな経験はありませんか?

実はその匂い、ヘアオイルの酸化が原因かもしれません。
多くの女性がヘアケアやスタイリングに愛用しているヘアオイル。私自身も大好きです。でも、使い方や保管方法を間違えると、髪や頭皮の匂いの原因になったり、逆にダメージを与えてしまうこともあるんです。

美容師として多くのお客様の髪を見てきた経験から、ヘアオイルが臭くなる原因と酸化を防ぐ正しい方法を詳しくお伝えします。

ヘアオイルが髪や頭皮を臭くする原因

1. 酸化(オイルの劣化)

ヘアオイルは空気に触れることで酸化が進みます。
酸化したオイルは、古い油のような独特のニオイを放ち、髪や頭皮に移ってしまいます。特に日中の紫外線や高温多湿の環境は酸化を加速させます。


2. 使用期限切れ

化粧品にも「使い切る目安」があります。
開封後のヘアオイルは、半年〜1年以内に使い切るのが基本。未開封でも3年程度が限界です。
オイルは時間とともに成分が変化し、香りやテクスチャーも劣化します。


3. 保管環境の悪さ

  • フタを閉め忘れる
  • 洗面所など湿度の高い場所で保管
  • 窓際など直射日光が当たる場所に置く

これらはすべて酸化を早める原因です。

酸化したヘアオイルを使い続けると危険な理由

酸化したオイルは、ただ匂いが気になるだけではありません。髪や頭皮にこんな悪影響を与えます。

  1. 髪のごわつき・パサつき
     油焼けや乾燥を招き、しなやかさが失われます。
  2. 頭皮トラブル
     酸化した油が毛穴に詰まり、かゆみ・赤み・炎症の原因に。
  3. 色素沈着(日焼け跡のような跡)
     酸化した油が紫外線に反応して、地肌や髪に色素沈着を起こすことがあります。
  4. スタイリングの質が落ちる
     本来のツヤやまとまりが出ず、ベタつきや重さが目立つように。

ヘアオイルを酸化から守る方法

1. 購入時期を記録する

ヘアオイルを買ったら、ボトルに日付を直接書くか、スマホでメモしておくのがおすすめです。
半年〜1年を目安に使い切る習慣をつけましょう。


2. フタは必ずしっかり閉める

たった数秒の「閉め忘れ」で、空気に触れる時間が延び、酸化が一気に進みます。
可能であればポンプ式ボトルに詰め替えると、開閉の手間も減り衛生的です。


3. 保管場所を見直す

  • 直射日光を避ける(窓際やライト直下はNG)
  • 高温多湿の洗面所よりも、涼しく暗い場所で保管
  • 使用後はすぐに元の場所へ戻す習慣を

4. 酸化しにくいオイルを選ぶ

特に酸化に強いと言われるオイルは以下の通りです。

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • 椿オイル
  • マカダミアナッツオイル

これらは熱や光にも比較的強く、酸化しにくい特性があります。
特に100%ピュアオイルは添加物が少ないため、より長く品質を保ちやすいです。


5. 匂いのチェックを習慣に

開封から数カ月経ったら、使う前に香りを確認しましょう。
「いつもと違う」「古い油っぽい匂いがする」と感じたら、迷わず処分してください。


使用期限切れオイルの正しい処分方法

酸化したオイルは新聞紙に染み込ませ、ビニール袋で密封してから捨てましょう。
そのまま流しに捨てると環境汚染や排水口の詰まりの原因になります。


まとめ|髪と頭皮の健康はオイルの鮮度から

  • ヘアオイルの酸化は匂いやダメージの原因
  • 開封後は半年〜1年以内に使い切る
  • フタを閉める・涼しく暗い場所で保管
  • 酸化に強いオイルを選ぶ
  • 匂いが変わったら即処分

あなたの髪と頭皮を守るために、今日からオイルの鮮度管理を始めてみませんか?
美容師としても、髪の健康は日々のちょっとした習慣で大きく変わると感じています。

投稿者プロフィール

豊島 淳一
豊島 淳一女性の薄毛・白髪に特化した美容師
東京都品川区中延で女性の薄毛改善・白髪染めに特化した美容師。女性の薄毛改善では改善事例1000件突破、最短4ヶ月で改善。成功率98%越え。白髪を増やしていかないカラーリングも同時に行っている。

営業時間:10:00~20:00

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